亡国のイージス
今年最初に見た映画は、日本映画の去年度の大作の一つ。「亡国のイージス」だ。(DVDをレンタルしました)イージスは現在の日本の最強の護衛艦。(ギリシャ神話のイージス=盾からきている)。何も希望も無い、無気力なこの日本を守る為にこれほ強力な護衛艦の意味が有るのか?と、日本の事を=亡国と皮肉って、語られる。 イージス艦は360度どの方向からの攻撃にも対処できる最強のレーダーシステムと迎撃能力を有する、実はアメリカと日本にしかない、現在の”戦艦”と言っても過言ではない。
そのイージス艦のいそかぜに、海自の高官指導員(FTG)として、溝口三等海佐(中井貴一さん)が派遣されるが、この溝口は、偽物で、他国のスパイ(特殊工作員)、ヨンファだった。
(明らかに、北朝鮮的な名前だが、映画では一切、北朝鮮とは言っていない)そのヨンファの部下も潜入していて、それに同調した、いそかぜの宮津副長(寺尾聦さん)他数名の自衛隊員が、いそかぜを占拠、して米軍の開発した秘密兵器(焼夷弾の強力版なミサイル)を積み込み、東京に対して攻撃をセットし、日本政府に挑戦する話。
自衛隊の全面強力で、実際のイージス艦や、航空自衛隊のF-2Aなどすべて本物を使用した大規模な映画。いそかぜを止めようとした 護衛艦うらかぜとの戦闘も見物だった。
その工作員達と殆ど一人で戦うのが 先任伍長仙石(真田広之さん)だ!
戦闘シーンが少なかったような気もするが、中々ハラハラドキドキの内容で面白い。
もし北の工作員が、イージス艦を占拠したらと思うと恐ろしくなります。
イージス艦の宣伝映画でもあるようだけど、物語としてもメッセージ性が有り、想像以上に男らしい映画で面白かった。日本人にこそ見て欲しい映画だ。
亡国のイージス公式サイト
亡国のイージス公式ブログ